最近は気にしない方も増えてきましたが、日本人である限り『やっぱり画数はちょっと気になるな』という方もまだまだ結構いらっしゃると思います。
が!いざ、画数・姓名判断についてネットや書籍で調べても
さ、さっぱりわからん!
とお手上げ状態になってしまう方はきっと少なくないはず。。そこで今回は筆者なりに考えた自分で簡単にできる画数診断の方法について順を追ってご紹介していきたいと思います!
今回ご紹介する画数診断の方法を一から順に行っていけば良い画数の名前を機械的に見つけていくことが可能になります。
※当記事でおすすめしている画数診断の方法は株式会社学研プラスより発刊されている『最新版 男の子 女の子 赤ちゃんのしあわせ名前大事典』の内容を参考にさせていただきました。とても分かりやすく説明されているのでおすすめしておきます。
目次
姓名判断の基本!画数の数え方のルールについて
ご存知の方は少ないかもしれませんが、姓名判断の方法には実は様々な流派があり、Aという流派では吉となる画数でも流派Bでは凶となってしまう、そんなケースも存在します。
ですので、当記事でご紹介する方法は書籍『最新版 男の子 女の子 赤ちゃんのしあわせ名前大事典』の著者である田口二州氏の流派、田口流の診断方法であることを予めお伝えしておきます。
画数の数え方のルール①新字体と旧字体って何?
では前置きはこれぐらいにして早速画数の数え方のルールについて見ていきたいと思います。
画数の数え方を調べていると真っ先にぶち当たるのは新字体と旧字体の2種類。まずは以下をご覧ください。
姓名判断では普段から見慣れている「新字体」の他にも「旧字体」の画数で占う伝統的な占い方があります。ここで言う新字体とは、1946年から現在まで使われている当用漢字や常用漢字の字体を指し、旧字体とはそれ以前に使われていた字体を指します。
引用:仙人の姓名判断
例えば『いざわさん』という方がいる場合、
- 井沢
- 井澤
という2種類の書き方が存在すると思います。この場合①井澤が旧字体、②井沢が新字体となり、どちらの漢字を使用するかで画数は変わってしまいます。
- 井沢→11画
- 井澤→20画
なので結果もだいぶ変わりそうですよね。
ではどちらの漢字を使用して画数診断をすれば良いのか?結論は以下の通り。
基本的には新字体を使用。ただ、もし新字体での画数が凶、旧字体での画数が吉と出た場合は旧字体を採用しても良い!
とのことです。
結局どっちでもいいんかい!
と総ツッコミが入りそうですが、吉と出た名前を日頃から使用していくことによって運が回って来るという考え方があるため、良い方を積極的に受け入れていこうという姿勢が大切になるようですよ。
画数の数え方のルール②普段使っている字体で数える
先ほどの「いざわさん」の例と重複してしまいますが、もしあなたの戸籍上の苗字が「井澤」であった場合でも、日頃から「井沢」という字体を使用することが多い場合は、良く使用する方の画数を採用してOK!ということになります。
但し、良く使用している方の字体の画数が『凶』と出てしまっている場合は、意識的に『井澤』の方を使用していくことで運が回って来るとも言われています。
画数の数え方のルール③楷書体で数える
漢字の書体には様々な種類がありますが、画数を数える場合の書体は楷書体が基本となります。
ご自分の名字や赤ちゃんに使用したい漢字の画数が分からない、という方は以下のサイトをご参考にされると良いと思います。
画数の数え方のルール④部首はそのままの画数で数える
姓名判断・画数診断について調べていくと
部首は基となる漢字に戻して数える
というようなややこしい説明があったりしますが、基本的には部首もそのままの画数で数えて問題ありません。
分かりやすい例を挙げますと、『泳』『滝』『流』などに使われる部首、『さんずい』は元々『水』という文字が基になっており、
さんずいの画数は基になっている『水』の画数で数える
という流派もあります。つまり『さんずい』をそのまま書くと3画になりますが、上記の考えを採用するとさんずいは4画になる、ということです。

ちょっと文字が汚すぎてわかりづらいかもしれませんが、上記の画像のようなイメージになります。
色々調べていくとついつい迷ってしまいそうな部分ではありますので、部首の画数は基本的にはそのままでOK!ということを覚えておいてください。
まとめ

- 漢字には新字体と旧字体が存在するが画数を数える場合は新字体を使用するのが基本
- 戸籍上の字体と普段使っている字体が違う場合は普段使っている字体の画数を数える
- 画数は楷書体で数える
- 部首の数え方はもとになる漢字に戻して数える、という流派も存在するが、基本的には見たままの画数を数えれば良い
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した内容は画数を調べるうえでの基本中の基本です!
是非しっかり理解していただき、次項の「4運について」の記事にお進みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。