男性脳と女性脳。
その違いは明らかにあります。
『そもそも違うんだ』と理解して接することで無駄な争いを避けることができるかもしれません。
妊活や育児中、些細なことで喧嘩をしたり意見が食い違ってしまうことにお悩みであれば、是非当記事で男性脳と女性脳の違いについて学んでみてください。
今回は男性脳と女性脳の違いの中でも顕著に異なる『空間認識能力』についてのお話です。
目次
男性脳は女性脳は空間認識能力に大きな差がある

今回は男性脳と女性脳の空間認識能力の違いについて解説していきます。
男性脳と女性脳の違いを決定づけるのは左右脳の連携度合い
男性脳と女性脳の違いを決定づけるもの。それは右脳と左脳の間にある『脳梁』にあると言われています。
脳梁は左右の脳の連携を取るためのバイパスのような役割をしており、
- 男性:脳梁が細い
- 女性:脳梁が太い
という事が分かっています。
男性と女性の脳梁の太さの違いが空間認識能力の差を生み出す
そして脳梁の太さの違いは空間認識という面において以下のような違いをもたらすようです。
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男性脳:右の脳と左の脳が別々に働く→左右の差が明確になる→空間を認識する能力が高くなる
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女性脳:左右の脳が同時に働く→左右の差が曖昧になる→空間を認識する能力は低くなる→その代わり感情を司る右脳の力を良く使うので、目の前の変化などを「察したり」「感知」したりする能力がずば抜けている。
なんとなくではありますが、分かるような気がしますよね。
なんとなくで大丈夫です。
重要なのは男性と女性では空間認識能力に明らかな違いがあり、その差が日頃の意見の食い違いやケンカのきっかけになっているという事実をあなたがしっかりと受け止めるということです。
この事実を知っているのと知らないのとでは、パートナーに対する接し方も大きく変わって来ると思います。
男性脳と女性脳の空間認識能力の違いを痛感した実体験
では続いて、男女の空間認識能力の違いを痛感した私自身の日常の体験についてご紹介していきます。
何気ない育児の場面で痛感した男女の空間認識能力の違い
とある休日。
奥さんが家事をしていたので、代わりに子供を見守ることになった私。
うちの子は男の子でハイハイを覚えたての頃だったので、部屋中を縦横無尽に駆け回っていました。
まあとは言っても同じ部屋の中なので「危ないことも無いな」と思った矢先、奥様から
「あぶない!もっとちゃんと見てて!」
の一言。
私からすると
「そこでちょっとフラフラして転んだとしてもクッションがあるから全然大丈夫だな。万が一ふらついてもここからなら転ぶ前に助けられるし。」
と部屋の状況を把握しているつもりだったのに。まあ母親が言うんだからしょうがないかと子供の近くで見守るようにしていると、
「今度からはもっと近くで見ててね。まだハイハイも安定してないから。」
「はいはい、了解!」
(本音:いやあ、でもそんなにいつも近くにいなくても子供の動きは把握できるダイジョブでしょ。。。。)
今、こうして男性脳・女性脳の違いを理解しているからこそ「やっぱり違うよな~」と冷静でいられますが、何も知らない状態で何度も繰り返し同じようなことを奥さんに言われていたとしたら、、、
もしかしたらちょっとした口げんかに発展していたかもしれませんね。やはり違いを理解して受け止めることは大切です。
スーパーでの買い物の場面で痛感した男女の空間認識能力の違い
続いての体験はスーパーでの買い物の仕方についてです。
我が家はだいたい夫婦と子供の3人で買い物に行き、買い物係と子供を見ている係に分かれるのが決まりなのですが、私と奥さんの買い物の仕方がかなり違うことに驚きました。
私の場合はスーパーに入店した時に一通りの買い物ルートを想像します。
だいたいルートは決まっていて、
「入口入って右側の通りで人参とタマネギとキャベツとジャガイモを買ってその先のコーナーで豚肉を買ったら、一つ先の角で鮭とシーフードミックスを買って・・・」
という具合に、行き慣れているスーパーの空間をほとんど把握しているので、一通りの買い物を終えるまでにそんなに時間がかからないんです。
でもその反面、必要最低限のものしか買わないので帰ってから「あ、あれが無かったわ」といくつか買い忘れているものがあることに気付くことが結構あります。
これに対して奥さんが買い物をする時は、おおよその「買い物ルート」は決まっているものの、私とは全く違う歩き方をします。
一回言った野菜コーナーにもう一回戻って商品を足してきたりします。
私からすると「なんか非効率だな~」と思うし、私より圧倒的に時間がかかるんですが、でも結果的にほぼ完璧に必要なものを購入して帰って来ます。
男性脳、女性脳の違いを知り気づいたこと
一体この差は何なのか、と疑問に思うことも多々あったのですが、これは正に空間認識能力の高い男性と、目の前のことへの察しの能力が高い女性の明確な違いなのだと痛感したのです。
そしてこうも思いました。
夫婦って良く出来てるなと。
最短コースで無駄の無い買い物をするけど「今日の冷蔵庫に無いものは分からない」私。
寄り道したり一度通った場所にもう一回戻ったりもするけど完璧に夕飯の食材を揃える奥さん。
完璧にお互いを補い合ってますよね。
だからこう思うんです。
お互いがお互いを肯定してあげましょうと。
そうすればどんな夫婦でもきっとうまくいくはず。
そう思いませんか?
まとめ

今回の記事のポイントをまとめてみます。
- 男性は空間認識能力が高いため、物事を俯瞰して見ることができる反面、目の前の出来事、日常の些細な変化に気づくことが苦手。
- 女性脳は空間認識能力がそれほど高くないので、遠くのものを見渡したりすることは苦手な反面、目の前の些細な変化に即対応出来る。
母親って子供の変化に敏感ですよね。
『今日はいつもと泣き方が違う。どこか体調が悪いのかも?』
と言い出したので念の為熱を測ってみたら38度超えてる…!
なんていうことはザラにあったりします。
男性から見たらちょっとした超能力のようにも見えることを女性は平気でやってのけたりします。
その反面女性はあまり広い視野を持っていない。
奥さんが目の前の子供の変化に全力を投じているのであれば、男性はお母さんと子供に遠くから近づく驚異や危険から見を守ってあげる、そんな役目なのかもしれません。
男性脳、女性脳は2つ揃うと最強です。
あなたの大切な子供を全く違う2つの脳を掛け合わせて守っていってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。