妊娠中の悩みやトラブル

妊婦の風疹予防対策はマスク?予防接種(注射)はいつまでできる?

おーたむ
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2018年は風疹が大流行しており、妊婦さんへの影響がとても心配ですね。。

 

今回は2018年の風疹の流行について、そして妊婦さんにできる風疹の予防対策法について見ていきたいと思います!

 

2018年の風疹の流行について

今年は風疹に関するニュースがお茶の間を賑わせています。・・・とは言ってもなかなか実感が湧かないという方も多いかと思いますので、まずは2018年の風疹流行の現状について確認していきましょう。

 

2018年の風疹流行についての現状

以下は国立感染症研究所感染症疫学センターの報告内容です。

2018 年第 1~44 週の風疹患者累積報告数は 1,884 人となり、第 43 週までの累積報告数 1,692人から 192 人増加した。2008 年の全数届出開始以降では、2018 年は 2013 年、2012年に次いで 3 番目に多く、2017 年 1 年間(93 人)の 20 倍、2017 年第 1~44 週(79 人)の 24 倍の報告数となった。2018 年第 1~44 週までに、先天性風疹症候群の報告はないが、過去には 2012 年に 2,386 人、2013 年に 14,344 人の患者が報告され、この流行に関連した先天性風疹症候群が 45 人確認された。

引用:国立感染症研究所 感染症疫学センター 風疹流行に関する緊急情報:2018 年 11 月 7 日現在 

 

2013年の14,344人という数字と比較するとまだまだ大流行という印象は無いかもしれませんが、通常は春先から初夏にかけて流行することが多いと言われる風疹の感染者数が、今年は11月以降も報告されているとの情報もありまだまだ油断はできません。

 

また、妊婦が風疹に感染してしまった場合は胎児へ悪影響を及ぼす可能性があると言われており、特に注意が必要です。

 

先天性風疹症候群について

では続いて胎児が風疹ウイルスに感染してしまった場合に起こる先天性風疹症候群について見ていきましょう。

先天性風疹症候群とはどんな病気ですか?

妊婦、妊娠20週頃まで(とくに、妊娠初期)の女性が風疹にかかると、胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんがうまれる可能性があります。これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。先天性風疹症候群をもった赤ちゃんがこれらすべての障がいをもつとは限らず、これらの障がいのうちの一つか二つのみを持つ場合もあり、気づかれるまでに時間がかかることもあります。

先天性風疹症候群がおこる可能性は、風疹にかかった妊娠時期により違いがあります。特に妊娠初めの12週までにその可能性が高いことが認められており、調査によって25-90%と幅があります。妊娠前に2回(子どもの頃も含めて)の予防接種をうけることによって、成人女性なら妊娠中に風疹にかかることを予防し、または妊婦以外の方が妊婦などに風疹をうつすことを予防できます。(ただし妊娠中は風疹の予防接種をうけることはできません)

引用:国立感染症研究所

 

子供の頃に風疹にかかったことがある、という話は良く聞くことがあるかもしれませんが、胎児への風疹ウイルスの影響は絶大です。

 

赤ちゃんの未来のためにも風疹の予防対策については万全にしておく必要があります。

 

風疹は一度かかったら二度とかからない?確認する方法はある?

突然ですが、ここで皆さんに質問です。

 

風疹は小さい時に一度かかっていれば二度とかからないと聞いたことはありませんか?

 

・・・多くの方がYESと答えるのではないでしょうか?でももしかしたらいわゆる”都市伝説”的な噂程度のものかもしれませんよね。

 

ということで風疹は小さい時に一度かかっていれば二度とかからない説の真偽について調べてみましたのでご覧ください。

 

風疹は一度かかれば二度とかからない?

 

風疹は1度かかると、多くの場合、生涯かかることはないと言われています。しかし、子どもの頃に感染した記憶があっても「はしか」や「リンゴ病」などを風疹だと勘違いしていたということも少なくありません。また、予防接種を過去に受けていても1回の接種では確実に抗体ができていないこともあります。

引用:http://arakihp.jp/news/

 

こどもの時に風疹にかかったと親にいわれていますが、この場合予防接種をうける必要はありますか。

すでに風疹にかかったとの記憶のある人達に血液検査を行ったところ、約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあります。風疹にかかったことが血液検査などで確かめられていない場合(風疹にかかった記憶だけの場合や、医療機関を受診していても症状だけからの診断で、診断が血液検査によって確認されていない場合など)は必ずしも信頼できません。これまで風疹の予防接種をうけたことがないのなら、なるべく早く予防接種をうけることをお勧めします。

たとえあなたがこれまで風疹にかかっていて既に免疫を持っていたとしても、予防接種をうけることによって特別な副反応がおこるなど、問題がおこることはありません。過去に風疹に感染していても、今、予防接種を行うと風疹に対する免疫をさらに強化する効果が期待されることもあるのでより安心です。

引用:国立感染症研究所

 

少しまとめてみましょう。

  • 風疹は一度かかると今後かかることは少ないと言われている
  • 子供の頃に風疹にかかったことがあると親に言われていたとしても実際には違う病気にかかっていた可能性がある
  • 過去に風疹にかかったことがあるかどうかを確認するためには血液検査を受ける必要がある
  • 過去に予防接種を受けていたとしても抗体ができていない可能性があるため、万全を期すのであればもう一度受けた方が良い

 

すなわち、過去に風疹にかかったことがあるという自覚がある場合でも可能であれば予防接種を受けておくことがおすすめ!ということになります。

 

妊婦の風疹予防対策法は?

 

 

おーたむ
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それでは本題!妊婦の風疹予防対策法について見ていきましょう!

 

妊婦の風疹予防対策法?『マスク』は効果あり?

まず『風疹はどのようにかかるのか』という点についてですが、風疹の感染経路は飛沫感染であると言われています。

 

飛沫感染とは

「飛沫感染」とは、せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫(直径5マイクロメートル=1千分の5ミリメートル=以上の水分)に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染することを言います。

引用:朝日新聞デジタル

 

このように考えるとマスクの使用は風疹の感染予防の効果がありそうに思えますね。

 

しかし、残念ながら飛沫感染は鼻や口だけでなく目に入った場合にも感染してしまう可能性があるようです。

 

すなわち、もしあなたの近くに風疹の感染者がいた場合はマスクだけでは完全に予防することは難しいと言えます。

 

やはりしっかりと風疹の感染を予防するためには予防接種(注射)を受けることが必須のようですね。

 

妊婦の風疹予防対策法。予防接種(注射)はいつまで受けられる?

妊娠中の女性はいつまで予防接種(注射)を受けられるのでしょうか?

 

その答えは・・・妊娠中はその期間に関わらず予防接種は受けられない

 

です。

 

妊娠中の女性は風疹の予防接種(注射)は受けることができません。

 

つまり、現在妊娠中の方は既に予防接種(注射)を受けることができないため、予防接種は妊婦さんではなく旦那さんや同居のご家族こそ受けるべきであるということになります。

 

妊婦の風疹予防対策法で最も重要なのは夫や同居の家族が予防接種(注射)を行うこと!

 

特に毎日旦那さんが電車で通勤されているような場合は予防は必須ですね。

 

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妊婦の風疹予防対策法。妊婦本人ができること。

妊娠中の女性ができる唯一と言っても過言ではない風疹の予防対策法。

 

それは、手洗いです。

 

当たり前のことではありますが、実は感染症を予防するための手洗い法は通常の方法とは結構違います。

 

では正しい手洗いの方法について見てみましょう!

正しい手洗いの方法

出典:https://www.tepika.net/info/faq_protect.html

 

上記の方法を約20秒程度かけて行うと良いそうです。なかなかここまでの手順で手洗いをすることは少ないと思いますので、是非妊婦の皆様は今日からでも実践してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

おーたむ
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今回は妊婦さんの風疹予防対策法について見てきました。最後に内容を振り返ってみたいと思います!

 

妊婦の風疹の予防対策法まとめ

  • 妊娠中に風疹に感染し胎児が先天性風疹症候群にという病に侵されると、難聴・心疾患・白内障などの障害をもった赤ちゃんが生まれる可能性がある
  • 妊婦の風疹予防対策法の一つとして考えられる”マスク”は至近距離の風疹感染者からの感染予防としての効果はあまり期待できない
  • 風疹の予防対策法で最も効果が期待できるのはやはり予防接種(注射)だが、妊娠中の女性は予防接種を受けることができないので、妊婦と生活を共にする夫や同居の家族に予防接種を受けてもらうべし
  • 妊婦本人ができる風疹の予防対策法として効果があるのは”手洗い”。爪先や指の間、手首などまでしっかり洗うことが重要

 

いかがでしたでしょうか。

 

現在妊活中の方は今のうちに風疹予防接種を受けることをおすすめします!

 

そして現在妊娠中の方はまずは身近にいる人への予防接種をすすめるようにしましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。