妊娠中の悩みやトラブル

妊娠中に痔になりやすい理由は?市販薬は使用できる?【男性必見】奥様のヘルプに応えられる知識を身に着けておこう!

おーたむ
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こんにちは!ベイビーリーフ~妊娠・不妊の悩みについて男性目線で考えるブログ~運営者のおーたむです。今回は妊娠中の痔のトラブルについてです。

妊娠中は痔になりやすく、出産を経験された方の5割~7割が何らかの痔の経験があるとも言われます。

 

が、奥様にとっては痔の悩みというのはなかなか他人に相談しづらいもの。

 

男性である私やあなたにとっても女性、特に妊婦さん特有の痔というのがどのような症状なのか、知る機会はなかなか少ないと思います。

 

もし、あなたの奥様が妊娠中の痔に悩まされているのであれば、是非当記事をご参考にしていただき、奥様の苦しみに寄り添ってさしあげてください。

妊娠中は痔になりやすい?その理由とは?

さて!それではまず妊娠中に痔になりやすい理由について見ていきたいと思います。

 

妊娠中に痔になりやすい理由①黄体ホルモンの分泌

妊娠・出産のご経験のある方は名前は聞かれたことはあると思いますが、黄体ホルモンとは女性ホルモンの一種で妊娠中に多く分泌されます。

 

黄体ホルモンは腸の動きを鈍くさせる働きがあると言われ、腸の動きが鈍くなると便秘しやすくなり、結果、痔になりやすくなってしまうのです。

 

妊娠中に痔になりやすい理由②子宮が大きくなり腸を圧迫する

妊娠中は初期よりも後期に痔を経験する方が多いようです。

 

子宮が大きくなり血管や肛門周りを圧迫することによるうっ血が原因であると言われます。

 

うっ血とは

血流の障害により静脈内に血液がたまった状態をいう。このため局所は暗青赤色,すなわちチアノーゼを呈して冷たくなり,静脈や毛細血管はふくれる。全身的なうっ血は心臓の疾患 (右心不全,心嚢炎など) ,局所的なうっ血は血管内の異物や血栓などが原因になる。

引用:コトバンク

 

一言で痔と言っても実は様々な種類がありますが、最も有名な痔と言えばいぼ痔、ですよね。

 

実はいぼ痔とは「いきむ」などの行為により、肛門の周りや直腸を圧迫、静脈がうっ血して腫れてしまう状態のことを指します。

 

妊娠後期の妊婦さんは子宮がパンパンに膨れ上がるため腸や肛門への圧迫が強まり、結果いぼ痔になりやすい状態になるということですね。

 

妊娠中に痔になりやすい理由③排便障害(便秘)

妊娠後期になり子宮が腸を圧迫するようになると大腸の動きが鈍くなり、便が出づらい状態になります。

 

便秘の期間が長くなると便が硬くなってしまい、排便の際に肛門を傷つけてしまいます。

 

いわゆる切れ痔の状態ですね。

 

一度切れ痔になってしまうと、完治するまでにはかなりの時間を必要とします。薬を使用したとしても、排便を止めるわけにはいかないので治りかけた傷が再び切れてしまうこともあります。

 

また痛いからといって排便を我慢しようとすると、また便が硬くなり更に肛門を傷つけてしまう場合があります。

 

切れ痔がなかなか治らずお悩みの方は、まずは必ず病院に相談をしましょう。

 

病院に相談するのは勇気がいりますが、いざ受診してみると同じ悩みを抱える人がものすごく多いことに驚くと思いますが、同時に『当たり前のことなんだ』という安心感も得られるかもしれません。

 

妊娠中の痔の体験談

では、妊娠中の痔の実体験について、体験者さんの生の声を見ていきたいと思います。

私は妊娠中、特に8か月~10か月ごろ何度か『これって痔?』という経験をしました。

 

痔というとトイレが真っ赤な血で染まり、激痛で座ることも大変!そんなイメージを持っていましたが、私の場合は出血量は少なく痛みというか肛門内に『なんか・・・あるな』という違和感を感じるような症状でした。

 

通院していたクリニックでは恥ずかしくてなかなか相談できず、2、3か月は市販薬を使いながら肛門の違和感に耐えていました。

 

ようやく症状が治まった頃に話の流れから先生にお伺いしてみたところ、『それは、、痔だね』とのことでした。念のため病院から薬を処方されましたが、結局使わずじまい。。

 

もっと早く相談していれば苦しまずに済んだのに、、、と今では少し後悔しています。

妊娠中の痔に使える市販薬

病院で相談したいけど恥ずかしくてできない・・・

 

そのような悩みを抱える妊婦さんはとても多いのではないかと思います。

 

もちろん病院の先生に相談するのが一番ではありますが、症状がそれほどひどい状態でなければ薬を渡されて終わり!ということも少なくありません。

 

とりあえずは市販薬で様子を見よう

 

という方もいらっしゃると思いますので、今回は妊娠中でも使用できる市販薬についてリサーチしてみたいと思います。

 

妊娠中でも市販の痔の薬は使用できる?

妊娠中でも使える市販薬について、素人考えでの使用は危険ですので以下、参考になる記事を引用させていただきます。

妊娠中に痔核で苦しむ女性は少なくありません。いぼ痔、切れ痔、痔が飛び出して戻らない。色々な訴えで肛門科へ受診されます。ところが妊娠中の痔には、ほとんど使用できる薬はありません。特に妊娠初期、妊娠2か月以内に使用できる薬はごく少数です。ステロイドの入った座薬はすべて使用できません。

妊娠初期にはステロイドの入った座薬の使用は禁止されていますが、妊娠末期には使用しても問題はありません。ただし痛み止めの座薬は胎児への心臓疾患の発生の危険性があるため使用してはいけません。

引用:兵庫県保健医協会

 

上記の内容を見ると、やはり市販薬と言えど自己判断で薬を使用するのはリスクがあると言わざるを得ません。

 

私自身はそれほど意識をせず市販薬を使用し、結果的に特に大きな問題は起きませんでしたが、今改めて振り返ってみると『怖いことをしたな』という思いです。

 

妊娠中の痔で市販薬を使用する場合は必ず専門家に相談を!

上記の参考記事からは『ステロイド』を含まない薬を使用するということが最低条件のように読み取れますが、では実際の痔の治療薬の内容を確認してみましょう。

 

ボラギノール

痔の市販薬として真っ先に思いつくのはボラギノールですよね。ボラギノールにはステロイド配合と非配合の2種類の商品が存在します。

 

ステロイド配合:ボラギノールAシリーズ

ステロイド非配合:ボラギノールMシリーズ

 

ではそれぞれの説明文書を引用してみます。

 

ボラギノールAシリーズ(ステロイド配合)

 

ボラギノールMシリーズ(ステロイド非配合)

 

画像が少し見づらいかもしれませんが、使用上の注意の欄には以下の記載がありました。

 

ボラギノールAシリーズ(ステロイド配合)

次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者
  に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたこと
   がある人。

ボラギノールMシリーズ(ステロイド非配合)

次の人は使用前に医師、薬剤師または登録販売者
  に相談すること
(1)医師に治療を受けている人
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人

 

ボラギノールAシリーズについてははっきりと妊婦・または妊娠していると思われる人との記載がありますね。

 

対してボラギノールBシリーズについては妊娠に関する明確な記載はありませんが、医師に治療を受けている人という記載はあります。

 

どちらかを使用しなければいけない状況であればボラギノールMシリーズ、ということにはなりそうですが、やはり医師、最低でも薬局に駐在している薬剤師さんには購入前に一度相談してみるべきでしょう。

 

まとめ

おーたむ
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今回は妊娠中の痔の悩み、そして使用できる市販薬について見てきました。最後に内容について振り返ってみましょう。

 

妊娠中に痔になりやすい理由と使える市販薬

  • 妊娠中は女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが多く分泌され腸の動きが鈍くなり、便秘などが起きやすくなる
  • 妊娠後期は子宮が大きくなり血管や肛門回りを圧迫するためうっ血が起きやすくいぼ痔の原因となる
  • 子宮が大きくなると腸を圧迫し大腸の動きが鈍くなるため便秘がちになる。便秘が続くと便が硬くなるため排便時に肛門時を傷つけ、切れ痔になりやすい
  • 妊娠初期は使用できる薬がほとんどないため、市販薬の使用にも注意が必要
  • 妊娠後期はステロイド非配合の薬(ボラギノールM)などは使用できる可能性はあるが、使用前位には最低でも薬剤師には相談した方がいい

 

いかがでしたでしょうか。

 

妊娠中の痔の悩みはなかなか周りには相談できないもの。

 

奥様にとっても異性である旦那さんに痔の悩みを打ち明けることはなかなか難しいかもしれませんが、いざ助けを求められた時の予備知識として当記事が皆様のお役に立てれば幸いに思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。